12月栄養・健康のおはなし「ボスウェル酸のはたらき」
今月は、栄養というわけではないのですが、植物の持つ作用と健康にまつわるお話を書きたいと思います。
クリスマスのアロマといえば、フランキンセンス(乳香)。イエス・キリストの誕生の際、お祝いに駆けつけた博士達が捧げた贈り物です。
樹木を傷つけると樹脂がでてきますが(イラストの塊)、それを乳香と呼び、紀元前より、商人達が過酷な砂漠を横断する際に、この乳香を噛み、健康を維持していたそうです。金の値段と同じ位高価なものでした。
その樹脂から精油が取られますが、今日注目したいのは精油ではなくて、フランキンセンスに含まれる「ボスウェル酸」。「ボスウェリア酸」と記しているものもあります。
このボスウェル酸には、抗癌作用が見られたというたくさんの論文があります。また、関節痛に効くサプリメントとして、様々なボスウェル酸のサプリメントも市販されています。
私と主人も、ボスウェル酸のサプリメントを飲み始めて、腰痛が起きにくくなっているのを感じています。そして、スタミナも持つ感じがあります。
紀元前の商人たちが砂漠を旅するのに噛んでいた乳香の成分、と思うと、「なるほど」と思います。
こういったものは、身体に合う、合わないは個人差がありますし、サプリメントが苦手な方もいらっしゃると思いますので、全ての人にお勧め、という訳ではないのですが、クリスマスに因んだ植物の作用をお伝えしたい、と思いました。
ちなみに、フランキンセンスの精油は、精油の王様と言われて、お肌にも良く、強壮作用、鎮痛作用、喘息、鬱など、様々なところに働きかけてくれる精油です。
メーカーによって香りは様々なのですが、アロマショップがあったら、是非このクリスマス、フランキンセンスの香りを嗅いでみてくださいね⭐
どうぞ良いクリスマスをお過ごしください🎄
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